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セリエA1第3節&密着番組

セリエA1の第3節でベルガモはイェージと対戦して3-2(25-19、23-25、25-19、25-27、15-19)で勝って開幕3連勝です。
荒木選手は第4セットにワンポイントブロッカーで出ただけだったようです。

荒木選手のコメント
『やるべきことは分かってきている。でもまだ、監督の指示を理解するとか基本的なことができていない。チームが勝っているのはうれしい』



ベルガモは現在勝ち点8で3位です。
開幕から全てストレート勝ちのブスト・アルシーツィオが勝ち点9で首位、同じく勝ち点9のペーザロがセット率で2位となっています。
昨季の欧州チャンピオンのペルージャはコネリアーノに1-3で敗れ、開幕3連敗となって11位に沈んでいます。(荒木選手はペルージャを助けに行った方が良いかも)
中田コーチのヴィチェンツァもノヴァーラに1-3で敗れて開幕3連敗で12位です。
なお、セリエAの勝ち点はセットカウント3-0 or 3-1で3点、3-2で2点、2-3で1点、1-3 or 0-3で0点です。

それにしてもセリエAの各チームの選手数は少ないですね。
だいたい12人ぐらいで、イェージは10人しかいません。
フジテレビ739で放送された荒木選手と中田コーチの密着番組『ニッポンバレーの挑戦~荒木絵里香・中田久美セリエAに挑む~』を観ました。

ベルガモ・荒木選手
・荒木選手に用意されていたのは2DKの広い部屋で荒木選手も感激の様子。
・ベルガモのオフィスの壁には過去のチームの集合写真が飾られていて、その中に元キューバ代表のルイス選手、元イタリア代表のリニエーリ選手、それから北京五輪のロシア代表監督のカプラーラ氏やポーランド代表監督のボニッタ氏の姿も。
・荒木選手は食事の席で通訳を通して渉外担当の人に「なぜ自分を呼んでくれたのか?」と聞いて、渉外担当は「世界中でセンターを探していて、日本にOQTを観に行っていたセカンドコーチが“良いセンターを見つけた”と連絡してきた。」と述べる。
・入団発表会見の時にイタリアの記者から「ベルガモのセンターが務まる選手はイタリアにもいたはずだ。なぜ国内の選手ではなくて荒木を獲ったのか?」という質問があり、GMが「他の選手に関わることだから答えられない。」とかわす(欧米らしいやりとり)。その後に番組のスタッフから「厳しい質問があった」と知らされた荒木選手は、「関係ない。やること変わんないし、急に上手くはならないけど、今持っているものを出せれば。」と前向きな発言。
・練習初日に腕や脚の周囲や、皮膚をつまんだ時の脂肪の厚さを測定。それから、トレーナーに「今までやってきたスクワットを見せてくれ」と言われたり、レッグプレスをして「左膝はケガをしていたのか?」と聞かれる(実際荒木選手はOQTで痛めて、この取材の時はやっと治ったぐらいでした)。そして、トレーナーは番組のスタッフに対して「彼女に必要なのはパワーだ。それも爆発的な力を出せるようなトレーニングの必要があるだろう。」
・練習で他の選手のパワーに苦笑い。チームは2段トスにも力を入れて繰り返し練習。(ヴィチェンツァも同じ)
・練習の帰り道に「日本に来る外国人選手を自分らが迎え入れていたのと全然違う」。(向こうはドライですね)
・「一人の外国人選手としてやるべきことはしっかりやりたい。絶対に自分が出てやろうという気持ちがすごくあります。」と意気込みを語る。
・荒木選手が部屋に家庭教師を呼んでイタリア語を勉強。(イタリア語の名詞には性別があり、名詞の性別によって冠詞や動詞の形が異なるし、名詞は“o”で終われば男性名詞、“a”で終われば女性名詞ですが、“e”で終わるものもあってこれは覚えないと見ただけでは性別が判断できないので難しいです)
・キャプテンのピッチニーニ選手に「私で良ければ何でも聞いて」と温かい言葉を掛けられる。それから、リトアニア出身でイタリア国籍を取得しているソロカイテ選手(荒木選手と一緒に写っているこの選手です。)に分からないイタリアのバレー用語の意味を尋ね、丁寧に教えてもらって良い関係を築く。
・サンレモ杯初戦のパヴィーア戦で荒木選手がシャットアウトを食らったあと殆どトスが上がって来なかった。RCカンヌ戦ではベンチスタートだったが、顔面に相手のスパイクを受けたピッチニーニ選手に代わってライトで出場してブロックを決めて勝利に貢献。試合後カメラの前にRCカンヌの井野選手が登場して「たくさん失敗して恥をかいていけば良い。」と荒木選手にアドバイス。ノヴァーラとの決勝戦では本来のセンターでスタメン出場し、両チーム最多の25得点を挙げて優勝を飾る。ミチェッリ監督は「絵里香はセンターはもちろんだけど他のポジションも対応ができる。あとは自分にしかできないプレーをアピールしてほしい。」


ヴィチェンツァ・中田コーチ
・ヴィチェンツァのアシスタントコーチ(3番目のコーチ)に就任した中田さんはボール渡しやボール拾いもしている。試合の時にはベンチに入れずスタンドで観戦。
・「どうやったら日本が勝てるのかだけしか考えていない」と番組スタッフに語る。
・中田コーチは21歳年下のDevetag選手と2人で暮らしている。(日本の選手だったら縮こまると思いますが、この選手は恐れを知らない)
・ヴィチェンツァの練習は1日4時間。日本のような激しい練習はせず戦略的な練習が中心。
・「最終的には1対1で勝負できるかできないか」と1対1を制する重要性を番組スタッフに語る。また、「ラリー中のセンターの動きはアジアが上。絵里香は自信を持ってやって良い。」


中田コーチがベルガモのリーグ開幕戦を観戦
・ベルガモがリーグ開幕戦当日に練習していると前日開幕戦を終えた中田コーチが会場に入って来て荒木選手と挨拶を交わす。ベルガモはここでも入念に2段トスの練習を行う。スタメンを外れた荒木選手は第1セットに2枚替えでコートに入ったが、ブロードのサインが出たプレーでセッターがドリブルをして結局ボールに触れることなくベンチに戻る。
・試合を観ていた中田コーチは「センター線がしっかりしているので絵里香は他の選手が持ってないものを持たないと難しい。ブロードができるからそれを武器にやっていくしかない。」とコメント。
・2人は試合後に再び会って、「何でも良いから掴んで帰って来てほしい。」と中田コーチ。荒木選手は「これからがスタート。すごいレベルの高いチームだし難しいと思うけど、やるしかないので頑張りたいです。」と語る。


2段トスに力を入れていたのと中田コーチが選手と一緒に暮らしていたのには驚きました。
もちろんこの挑戦は日本バレーの発展に繋がっていくと思いますが、1人のプロとしてまずは早く環境に慣れて受け入れてくれたチームのために頑張ってほしいです。
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