ベルガモ・荒木「大きく成長したい」(サンスポ)
バレーボール女子のイタリア1部リーグ(セリエA)ベルガモに、1シーズンの期限付きで東レから移籍した北京五輪代表の荒木絵里香(24)が8日、ベルガモ市内で入団記者会見し「高校時代から海外でプレーしたいと思っていた。ここで優勝に貢献し、大きく成長したい」と抱負を語った。
ベルガモは3季前のセリエA覇者で、昨季はイタリア・カップを制した。荒木は「初めての海外で強いチームでプレーできることはうれしい」と意欲的。早ければ10月8日に、昨季セリエAで優勝したペーザロと対戦するスーパーカップで公式戦デビューする。(共同)
セリエA移籍『成長したい』 バレーの荒木が意欲(東京新聞)
バレーボール女子のプレミアリーグで昨季の最優秀選手に輝いた東レの荒木絵里香が、世界トップレベルを誇るイタリア1部リーグ(セリエA)の強豪ベルガモで新たな挑戦をスタートさせた。「優勝に貢献したい」と言葉に熱がこもる。
高橋みゆき(NEC)が2005年からビチェンツァでプレーしたように、日本のチームから派遣される形での期限付き移籍。与えられた1シーズンを「代表でのプレーにも生かせるように、ここで大きく成長したい」と糧にするつもりだ。
昨季イタリア・カップ優勝の強豪も、北京五輪でベストブロッカーになった24歳のセンターに期待する。ミチェリ監督は「彼女は力より速さで勝負するタイプで、これは日本選手の特長だ。わたしが代表試合で見て感心したブロックのうまさを、ここでも発揮してほしい」と話した。
7月のワールドグランプリで、日本は昨年ワールドカップ覇者のイタリアから金星を奪った。ベルガモのパンツェッティ・ゼネラルディレクターは「日本バレーへの関心が一気に高まった。荒木を通じて、日本のプレースタイルや試合への取り組み方などを吸収したい」という。
入団発表のあった8日は終始緊張した様子だったが、新天地に早く溶け込もうと意欲的だ。「話し好きなので、言葉を覚えたい。自炊もしたい」と笑った。 (共同)