「世界に追いつく」 バレーの荒木、移籍先のイタリアへ出発(産経新聞)
バレーボール全日本女子のセンターで北京五輪にも出場した荒木絵里香(東レ)が5日、移籍するイタリア1部リーグ(セリエA)のベルガモに合流するため、成田空港から出発した。
荒木は「わくわくする気持ちも大きいが、不安も多少ある」と心境を語り、「五輪で世界トップとの差を改めて感じた。ロンドン五輪に向け、自分が世界に追いつき、全日本としても追いつきたい。まずはゲームに出ることが目標」と意欲を示した。
成徳学園高(現・下北沢成徳高)で春の高校バレーを制した荒木は昨季、V・プレミアリーグで東レを初優勝に導き、MVPも受賞。5位に終わった北京五輪でもベストブロッカーに輝いた。契約期間は来年5月末までで、契約満了後は東レに復帰する。
イタリア移籍の荒木出発「ワクワクしてる」(スポニチ)
バレーボール女子のイタリア1部リーグ(セリエA)の強豪ベルガモに1シーズン移籍する北京五輪代表の荒木絵里香(24)=東レ=が5日、成田空港発の航空機でイタリアに向けて出発した。出発前の記者会見で「少しでも多くのことを吸収し、東レや日本代表のために生かしたい」と抱負を話した。
世界トップクラスのリーグとして知られるセリエAは10月に開幕する。契約は来年5月末まで。背番号は昨季プレミアリーグで最優秀選手に輝いた東レと同じ「6」に決まった。荒木は「ワクワクしている。不安も多少あるけど、どういう生活、どういうバレーが待っているのか楽しみ」と笑みを浮かべた。