イギリスはバレーでもイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つに分かれているのですが、ロンドン五輪にはサッカーと同じく統一チームで臨むようです。
しかし、イギリスで盛んな団体球技といえばサッカー、ラグビー、ホッケー、クリケットがすぐに思い浮かび、バレーのイメージはないですね。
FIVBランキング(7月14日更新)を見ると女子はイングランドが65位でスコットランドが75位です。
男子(7月28日更新)はイングランドが61位でスコットランドが81位です。
ウェールズと北アイルランドはFIVBに非加盟なのか載っていませんでした。(欧州バレーボール連盟には加盟しているようです)
ちなみに、バスケのFIBAランキングには男女ともに4つの地域は全く載っていません。
イギリスの平均身長は男性が約178cm、女性が約164cm(日本は男性が170cm~171cm、女性が158cm)と世界的に見ても高い方で(オランダ、スウェーデン、ドイツなどは男性の平均身長が180cmを超えています

)、イギリスは先進国なので本気になって長期的に強化すれば結構良いチームができると思うのですが、やはり人気スポーツに人材が流れてしまっているのでしょうか?
実際にイギリスはロンドン五輪に向けて「スポーツジャイアント作戦」というものを行っているそうです。
スポーツジャイアント作戦(Yahoo!辞書より)
イギリスが2012年のロンドン・オリンピック開催に向けて開始した強化策。長身選手が有利といわれているバレーボール、ハンドボール、ボートの3競技において、これまでのように競技団体からの推薦でなく、隠れた人材を発掘するための公募制度である。応募資格は男性なら190センチメートル、女性なら180センチメートルの以上の身長があって、イギリスの国籍をもつ16~25歳の者。つまり、人並み以上に背が高ければ、オリンピック選手になれるかもしれないのである。過去の競技経験は必要なく、体力テスト後に行われる競技別の適性検査に合格すれば、それぞれの競技団体の英才教育を受けられる。そしてそこで才能があることが証明されれば、イギリス代表選手となるのも夢ではない。オリンピック開催国としてのイギリスの威信を発揮したいという願いが込められているようだ。
バレーの
イギリス女子代表チームのHPです。
一般公募から入った選手はいるのか分かりませんが、23選手のプロフィールがあって「好きなバレー選手」などの項目もあります。(身長は載っていません)
出身はイングランドが15名、スコットランドが6名、北アイルランドが1名でオーストラリア出身の選手も1名います。
最年長は1977年生まれのバーテリー選手(リベロ)で最年少は1990年生まれのコリー選手(セッター)とブリューワー選手(センター)です。
チームのスケジュールを見ると代表チームだけではなく海外のクラブチームとも試合を行っています。
それで、7月の親善試合のプエルトリコ戦は1勝3敗、ドミニカ共和国A代表からは1セットも取れず0勝4敗でドミニカ共和国B代表には2勝6敗だったみたいです。
そして、10月末から11月半ばまで日本に遠征する予定になっています。
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