日本 0-3 中国(24-26、16-25、14-25)
第1セットの立ち上がりは中国に全く良い所がなく日本は最大9点差を付けたのですが、そのリードを守り切ることができませんでした。
第2セットと第3セットは序盤に大量の連続失点を喫し、ブロックポイントとサーブポイントも多く許して非常に内容の悪い試合になってしまいました。
中国は選手層が厚く、早目に楊昊選手、馮坤選手、趙蕊蕊選手をベンチに下げて悪い流れを断ち切りました。
日本は第2セットに栗原選手に代えて狩野選手をスタメンで起用したり第3セットの途中にも栗原選手に代えて大村選手を入れたりしましたが、流れは戻って来ませんでした。
両チームの成績日本
アタック決定率:27.36%
アタック効果率:7.55%
キルブロック:7本
サービスエース:1本
サーブレシーブ成功率:41.18%
ミスによる失点:10点
中国
アタック決定率:43.62%
アタック効果率:28.72%
キルブロック:18本
サービスエース:7本
サーブレシーブ成功率:75.00%
ミスによる失点:17点
中国にブロックとサーブで1セット分の得点を取られました。
ただでさえアウェーはやりにくいのに、日本は殆どアウェーを経験していないのでその雰囲気に飲まれた感じもします。
準々決勝で日本が対戦するのは優勝候補筆頭でここまで1セットも失っていないブラジルです。
2001年のグラチャンで勝って以来ブラジルから白星を挙げていなくてフルセットに持ち込むのも難しい相手なので、ここは奇跡を起こすしかありません。
<その他の結果>A組キューバ 3-0 ベネズエラ
アメリカ 3-2 ポーランド
B組カザフスタン 3-1 アルジェリア
ブラジル 3-0 イタリア
ロシア 3-0 セルビア
<予選R 最終順位>A組1位:キューバ 5勝0敗 →準々決勝進出
2位:アメリカ 4勝1敗 →準々決勝進出
3位:中国 3勝2敗 →準々決勝進出
4位:日本 2勝3敗 →準々決勝進出
------------------
5位:ポーランド 1勝4敗
6位:ベネズエラ 0勝5敗
B組1位:ブラジル 5勝0敗 →準々決勝進出
2位:イタリア 4勝1敗 →準々決勝進出
3位:ロシア 3勝2敗 →準々決勝進出
4位:セルビア 2勝3敗 →準々決勝進出
------------------
5位:カザフスタン 1勝4敗
6位:アルジェリア 0勝5敗
日本×中国の前にポーランドが敗れたので日本の準々決勝進出が決まりました。
しかし、もしポーランドがアメリカに勝っていたら得点率で日本は準々決勝に進めていませんでした。
アメリカに感謝です。
<19日の準々決勝の組み合わせ>11:00~ キューバ×セルビア
13:00~ 日本×ブラジル
21:00~ 中国×ロシア
23:00~ アメリカ×イタリア
※時間は日本時間です。
ところで、日本と中国の試合なのにこの日はブーイングが聞こえませんでしたね。
バレーはゴルフやテニスのような紳士淑女のスポーツではないので、愛するチームをサポートするブーイングはあっても良いと思います。
実際にバレーのポーランド男子代表のホームゲームは物凄いです。→
動画(You Tube)
全日本男子もポーランドでこの雰囲気を経験しています。
しかし、北京五輪の男子の日本×ベネズエラでのブーイングには腹が立ちました。
さっさと帰れば良いのに中国の試合が終わった後も会場に残って反日感情の入ったブーイングをするとは醜いです。
そういう奴ら(国家スタジアムでボルト選手の世界新記録に立ち会えなくて残念ですね)にスポーツを観る資格はないです。
嫌いな国と関係ない国同士の試合を会場でじっくり観て、必死に声まで出して楽しいのでしょうか?
マナーというよりモラルが無く、世界に恥をさらしているだけだと思います。
それに欧米だとよく口笛のブーイングをしますが、中国は「ブーーー」と言うだけで威圧感はあっても品は無いですね。
応援にしても「加油」ばかりで歌も無くて感動しません。(ベネズエラを応援するんだったらスペイン語で声援を送くらんかい!)
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