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コンプリートガイドを読んで

『日本女子バレーコンプリートガイド』に一通り目を通しました。
JTBだからといって開催地情報に力を入れているわけではなく、外国チームの選手のプロフィールにはミスと思われる箇所(身長190cmで最高到達点320cmなのにリベロとか、体重305kgとか)がありましたが、その他は内容が濃くバレーボールマガジンみたいに厳しく書いている所もあり読み応えがありました。
全日本の紹介ページでは現実をしっかり捉えて的確に課題が挙げられています。
あとは全日本でないアローズの選手の特集があれば良かったです。

栗原選手の特集ページにはヒロインを作り上げるメディアのことが書かれていましたが、視聴率や部数のために世論を見ながら動いているメディアは本当に勝手ですね。
治療で大相撲の巡業を休んだのにサッカーをしたり、ボクシングで何度も反則を繰り返したりする(今回も引っ張っていたので中継を見ず)のは悪いことなので何らかの処分は当然です。
でも、刑事事件を起こしたわけではないので選手を再起不能にするようなことはあってはいけないと思います。(ただでさえ選手を育てられないのに)
朝青龍問題や亀田問題の一連の報道を見ていると、持ち上げるだけ持ち上げときながら何か大きな過ちを犯して人気が落ちると集団で執拗に追い込んで、犯罪者のように扱うメディアの方が遥かに悪く感じて腹立たしいです。
謝罪会見もメディアのための会見になっている気がします。
高橋選手の特集のところでは、高橋選手が「シドニー五輪を逃した時にそれまで持ち上げてくれた人たちの態度が一夜にして変わってめちゃくちゃ叩かれた」、その一方で「あれを経験したからこそ今の自分がある」と言っています。
僕もあの辛い経験があったから今の竹下選手、高橋選手、杉山選手があるのだと思います。
このように成長するためには批判や逆風も必要です。
しかし、最近は持ち上げるにしても叩くにしても度が過ぎていて異常です。
「スポーツはメディアのものではなく、スポーツを愛している人たちのものだ。そして、日本のスポーツをダメにしているのはメディアだ。」と言いたいです。
全日本女子はアジア選手権でFIVBランキング2位の中国にも勝って優勝しましたが、この本にもある通り中国はベストメンバーではなかったので、W杯で国民は期待し過ぎないようにしてほしいです。
我々国民は自分自身で冷静に物事を見極め、いちいちメディアに踊らされないようにしなければなりません。
外国の監督・選手のインタビューも興味深く読ませてもらいました。
ブラジル代表の選手にはクラブにいる時でも代表のトレーナーが関わっているんですね。
確かにサーブ力とブロック力、それに2段トスを決めるのは日本の課題です。
さすがに相手チームのこともよく見ていますね。
竹下選手や高橋選手の背の低さのこともたびたび言われますが、2人はトスやスパイクやレシーブの技術でそれをカバーしていて、現時点で2人をスタメンから外すだけの実力がある選手はいません。
しかし、2人がこのまま何年もずっと現役でいるわけではないので、早くあとを任せられる選手が出て来ないといけません。

真鍋監督と中西さんの話からは改めてセッターは大変なポジションだと感じさせられました。
経験が必要で味方の持ち味を引き出し、かつ相手を惑わしたり弱点を突いたりする配球が求められるのは野球のキャッチャーとダブります。
真鍋さんはいろいろとよく分析してチーム作りをしていますね。
中西さん、ユニチカを引き継いだチームの後輩が自信を無くしそうなことはあまり言わないで下さい(汗)

移籍の問題に関しては、会社(チーム)と選手の双方が納得できて日本のバレー界が発展できる仕組みに変えてもらいたいです。

それから、佐野選手は今もユニチカ魂を持っているんですね。
アローズから出て行った選手ですが、RCカンヌでは欧州ベストリベロに選ばれ、日本に戻って来た1年目に久光でリーグ優勝してもユニチカ魂を忘れていないということで嬉しいです。
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