昨日、グリーンアリーナ神戸に行って来ました。

階段に“はばタン”の絵が描かれていて国体の余韻が残っていました。
アローズは来年の3月11日(第13回Vリーグ)にココでJTと対戦します。
しかし、ブラジルやアメリカの試合があってもVリーグ時のグリーンアリーナ神戸より観客が少なくて、全日本の試合とはかなりのギャップがあったのですが、雰囲気は悪くなかったし、素晴らしいプレーをたくさん見ることができました。
また、Vリーグにゆかりのあるアメリカのハニーフ選手、スコット選手、クロフォード選手、オランダのアビダル・セリンジャー監督が出場していて、Vリーグファンとして嬉しかったです。
フールマン選手もオランダチームに帯同していました。
第1試合
ブラジル 3-0 カメルーン(25-13、25-14、25-8)
Match result (PFD)
Match players ranking(PFD)

ブラジルは1人1人の個人技が高く、ジャケリネ選手とシェイラ選手が控えでもカメルーンを寄せ付けませんでした。
少々体勢が悪くてもスパイクを決められるし、ブロックも良かったです。
それから、一般的にセッター以外がトスを上げる時は大体レフトに上げるのですが、ブラジルのセンターがバックセンターにトスを上げる場面が1回ありました。
物凄い攻撃力です。
しかし、ブラジルの控えはジャケリネ選手とシェイラ選手の2人だけでした。
ケガ人が出たのでしょうか?
シェイラ選手も右肩にテーピングをしていました。
サッサ選手はユニフォーム姿だったのですが、試合ではベンチに入っていませんでした。

ジャケリネ選手とシェイラ選手は同い年で仲が良さそうでした。
レナタ選手は格闘家みたいです。

タイムアウト時にカロリナ選手にトスの指導するギマラエス監督。

ブラジルの熱いサポーターが30人ぐらい駆けつけていて、サッカーのように太鼓を叩きながら歌を歌って応援していました。

試合後にヴァルくんと記念撮影するレナタ選手、カロリナ選手、ジャケリネ選手。

カメルーンはヌコット選手(1)が頑張っていたのですが、全体的にミスが目立ちました。
第2試合
アメリカ 3-0 プエルトリコ(25-14、25-16、25-15)
Match result (PFD)
Match players ranking(PFD)

アメリカとアメリカ領のプエルトリコとの対戦になりましたが、アメリカは高さも技術も兼ね備えていました。
それでサウスポーのメトカフ選手の活躍が目立ちました。
ハニーフ選手も角度のあるスパイクを決めていました。

試合後にサインをするメトカフ選手。

ハニーフ選手の高さはアメリカチームに入っても目立ちます。

プエルトリコは決定力がなくてミスも多かったです。
でも、これから強くなりそうな予感のするチームでした。
第3試合
オランダ 3-2 カザフスタン(25-18、27-29、25-18、22-25、15-13)
Match result (PFD)
Match players ranking(PFD)


接戦となったFIVBランキング16位同士のこの試合が一番面白かったです。
一部オランダとカザフスタンのサポーターがいたのですが、一般の観客からもオランダコールとカザフスタンコールが沸き起こって盛り上がりました。
両チームともブロックが良かったです。
勝負を分けたのはサーブ力とここ一番の集中力だと思います。
それと、カザフスタンは軟攻に対応できていませんでした。

タイムアウト時のオランダ。

円陣を組むカザフスタン。

勝利して喜ぶオランダ。

オランダのアビダル・セリンジャー監督。
選手交代を多用していました。

元・久光製薬監督のアビダル・セリンジャー監督率いるオランダを応援しに来ていた久光の選手たち。(第13回Vリーグではお手柔らかにお願いします)
父親のアリー・セリンジャー氏もかつてダイエーを指揮していました。

フールマン選手もパイオニアの前は久光にいました。
よく病気を克服してここまで戻ってきました。
昨年のアジア選手権の準決勝で日本を破って2位になったカザフスタンはC組5位で敗退しましたが、良いチームでした。
来月のアジア大会の予選リーグでも日本と同じ組に入っているようです。
日本はブロックに注意しなければなりません。
それから、カザフスタンはパブロワ選手が引っ張っていますが、カルポワ選手のブロードも決定力がありました。
あと、サーブレシーブがダイレクトで相手コートに返りそうになるとセッターのイシムチェワ選手がネットに背中を向けた状態で巧くツーを決めていました。
それが4回ぐらいあったと思います。

試合後にみんなで記念撮影。

カザフスタンのキャプテンでエースのパブロワ選手。
第1次Rのベストスコアラー。(101得点)
<C組 順位> 1位:ブラジル 勝点10(5勝0敗)
2位:アメリカ 勝点9(4勝1敗)
3位:オランダ 勝点8(3勝2敗)
4位:プエルトリコ 勝点7(2勝3敗)
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5位:カザフスタン 勝点6(1勝4敗)
6位:カメルーン 勝点5(0勝5敗)
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