<1回戦>
滋賀県 3-2 大阪府(三洋電機大阪)(21-25、25-17、23-25、25-22、15-12)
スタメンセッター:3大山(未) ライト:8高田 レフト:7佐藤、9迫田 センター:6西脇、5和田 リベロ:2濱口
サブ1向井


会場にいたアローズの選手は上記の8選手+東山選手でしたが、向井選手は最初から出場する予定がなかったのかウォーミングアップの後にボール拾いをしていました。
それで実際にアローズは7人で戦いメンバーチェンジはありませんでした。
高さがない分組織力で勝負する大阪府に対して、久しぶりの公式戦でしかも若い選手の多いアローズは安定感に欠けていて苦戦を強いられました。
第1セットはボールが繋がっていませんでした。
第2セットに入ってブロックが良くなり、粘りも出て拾っていました。
第3セットは驚異的な追い上げを見せたもののミスが響いてしまいました。
第4セットもリードを許しましたが、今度は逆転に成功しました。
第5セットは終始アローズがリードして逃げ切りました。
そして、今日一番素晴らしい動きをしていたのは迫田選手でした。
持ち前のジャンプ力を生かして高い打点から鋭いスパイク(バックアタックも)を放ち、何度もチームを助けていました。
オーバーかもしれませんが、キューバの選手みたいでした。
しかし、みんなで得た勝利だと思います。
負けたら終わりということもあり、すごくハラハラして高校野球を観ている感じでした。
一時はダメかと思いましたが、僕は途中で向こう側にあった
『私たちは絶対に諦めません』と書いてあるアローズの横断幕をじっと見つめ、「絶対いける!」と自分に言い聞かせながら祈るような気持ちで観戦していました。
最後の方は横断幕の文字が大きく映りました。
それにしても本当にアローズは最後の最後までどうなるか分からないチームで、奇跡をよく起こして感動させてくれるチームですね。
兵庫国体への道が閉ざされずホッとしました。
試合後には即反省点を見直し、佐藤選手がサーブレシーブをして未希選手がブロードのトスを上げて西脇選手が打つという練習を行なっていました。
明日の準決勝の相手は京都府で、それに勝てば決勝で「奈良県×和歌山県」の勝者と対戦します。
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