まだ公式には発表されていませんが、大槻選手が今月をもって退社するそうです。
明るい性格でムードメーカーでもあった大槻選手までも居なくなるとは寂しい限りです。
前にも書いたことがあるのですが、何と言っても大槻選手のVリーグデビュー戦(04年2月7日、第10回Vリーグ対久光製薬戦@なみはやドーム・サブアリーナ)が忘れられません。
苦手の久光に第1、第2セットを連取されて、第3セットもマッチポイントを握られ絶体絶命のピンチに陥りながらデュースの末に逆転でまずそのセットを取りました。
続く第4セットの途中に大槻選手が後衛で起用され、待ちに待ったVリーグデビューとなりました。
そして、ブロックアウトを取られかけたボールに飛び付き、ナイスレシーブをしてそれが点に繋ってアローズが波に乗り、セットカウント2-2のタイに持ち込みます。
最終の第5セットの途中にも大槻選手が起用され、ネットインサービスエースを決めてそのままアローズが加速して奇跡の大逆転勝利を成し遂げました。
間違いなく勝利の立役者は大槻選手でした。
大槻選手無くして勝ちは無かったと思います。
そんな何かを持っている大槻選手はリベロらしく我慢強くて、コート外でもリベロのようにチームをバックアップして控えとしては十分過ぎる選手でした。
今度アローズを見た時に、今まで以上に大槻選手の存在の大きさを感じるかもしれません。
大槻選手、お疲れ様でした。
今後のご活躍を祈っています。
これでリベロ登録の選手は濱口選手だけになったので、新戦力を獲得することになるのでしょうか。
アローズのためにも濱口選手のためにもその方が良いですね。
それから、
日立佐和の大沼選手が膝の故障が原因で引退したそうです。
昨年に引き続いて今年も全日本に選ばれていただけに驚きました。
黒鷲旗での涙はただの悔し涙ではなかったんですね。
お疲れ様でした。
今年は寂しいニュースが多いですね。
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