五輪女子バレー 東レ4選手が帰国報告(読売新聞)
東レ滋賀事業場(種市正四郎事業場長)は16日、ロンドン五輪女子バレーボールの日本代表メンバーとして銅メダルに輝いた東レ所属の荒木絵里香(28)、中道瞳(26)、木村沙織(25)、迫田さおり(24)の4選手の帰国報告会を行い、グループ社員約250人が祝福した。
4選手が銅メダルを胸に講堂に入場すると、社員から大きな拍手が湧き起こった。日本チームの主将を務めた荒木選手は「たくさんの人に祝ってもらい、メダル獲得を実感している」、セッターの中道選手は「メダルを獲得した一員になれて幸せ」とあいさつした。
来月末で退社し、トルコリーグのチームへの移籍が決まっている木村選手は「皆さんの応援はロンドンに届いていた」と感謝し、3位決定戦の〈銅メダルポイント〉でスパイクを決めた迫田選手は「ロンドンで学んだことを生かし、これからも頑張りたい」と話した。
5月まで東レの選手だった社員の森万里子さん(31)は「一緒にプレーしていた仲間が結果を出せてうれしい」と喜んでいた。
メダリスト笑顔の凱旋 バレー女子、東レ4選手(京都新聞)
ロンドン五輪のバレーボール女子で28年ぶりの銅メダルを獲得した東レ所属の4選手が16日、大津市の東レ滋賀事業場で帰国報告会を行い、甲良中から京都橘高に進んだ中道瞳選手(26)、エースの木村沙織選手(25)、荒木絵里香選手(28)、迫田さおり選手(24)が胸に輝く銅メダルを披露した。
冒頭、バレーボール部の巽弘明後援会長が「感動をありがとう」とあいさつ。約250人の従業員を前に日本代表主将を務めた荒木選手が「目指してきたメダルに届いた。たくさん応援のおかげです」と感謝を述べた。
中国との準々決勝、サーブで守備を崩した中道選手は「メダル獲得の瞬間に立ち会えてうれしい。今後のバレー人生に生かしたい」と力強く語り、木村選手は「ロンドンまでみなさんの声援が届いていた」と笑顔。銅メダルを懸けた韓国戦で両チーム最多の23点を挙げた迫田選手は「これからを再スタートと思って頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。