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V・プレミアリーグ レギュラーR(第1レグ) 久光製薬戦

東レ 3-2 久光製薬
(25-20、22-25、25-22、22-25、15-11)


スタメン
S:中道、R:フリール、L:木村(沙)・迫田、C:荒木・宮田
リベロ:濱口

第3セットからはフリール選手に代わって高田選手がスタメン出場しました。


<両チームのスタッツ>
アタック決定率
 東レ:39.1%  久光製薬:36.5%
キルブロック
 東レ:12本  久光製薬:12本
サービスエース
 東レ:7本  久光製薬:6本
サーブ効果率
 東レ:15.9%  久光製薬:14.4%
サーブレシーブ成功率
 東レ:55.2%  久光製薬:53.5%
ミスによる失点
 東レ:20点  久光製薬:22点


昨季は田野兄弟の兄の昭彦さんが主審を務めたアローズの試合がことごとくフルセットゲームになりましたが、今日の主審は弟の敏彦さんでした。


第1セットは序盤に相手のキルブロックや2連続サービスエースなどで2連続と3連続失点をして2-6と出遅れました。
直後にサーブレシーブが乱れながらも木村選手がスパイクを決め、宮田選手のキルブロックも決まり、5-8からは迫田選手のスパイクと相手ミス2本で8-8の同点になりました。
9-10からはフリール選手のレフトからのスパイクと相手のオーバーネットで2連続得点し、更に11-11からはフリール選手と宮田選手のキルブロック、木村選手のスパイク、相手のスパイクミス、フリール選手のスパイクと木村選手のキルブロックで6連続得点を奪い17-11とリードしました。
その後お互いに2連続得点があって21-16からもアローズが相手のサーブミスと高田選手のスパイクで2連続得点して着実に25点に近付きました。
23-16から4連続失点しましたが、迫田選手のスパイクと相手のミスで逃げ切りました。

第2セットも立ち上がりにキルブロックやフェイント、バックアタックを決められて3度の2連続失点があって3-7と追う展開になりました。
直後にダイレクトで返って来たボールを木村選手が押し込み、フリール選手のスパイクも決まって5-7としたものの、8-10からフェイントとサービスエースで2連続失点し、8-1から木村選手とフリール選手のスパイクでまた2点差に戻しましたが、直後にミスもあって4連続失点して10-16とされました。
13-19から相手のミスで2連続得点しましたが、16-20から2連続失点して再び6点差になりました。
直後にフリール選手のスパイク、宮田選手のキルブロック、荒木選手のサービスエースで19-22としたものの、そこからミスも出て2連続失点してセットポイントを握られました。
第1セットとは逆で、今度はアローズが宮田選手のクイック、フリール選手のサービスエース、それから木村選手のスパイクで3連続得点して粘りましたが、そこまででした。

第3セットも2連続失点から始まり、1-2からは相手のキルブロックやサービスエースなどで4連続失点しました。
直後に木村選手のスパイク2本、荒木選手の2連続サービスエース、宮田選手のクイックで5連続得点して6-6の同点に追い付き、相手の1点を挟んで高田選手のスパイクと木村選手のスパイク2本で3連続得点をし、10-9からも宮田選手のクイックと迫田選手のスパイクで2連続得点して3点リードしました。
サービスエースも出てお互いに2連続得点があった後の17-15からは迫田選手のスパイク2本とキルブロックで3連続得点して先に20点に到達しました。
ところが、直後のサーブミスから5連続失点して20-20の同点になり、21-20からは2連続失点して逆転されました。
しかし、直後に荒木選手のブロードとキルブロック、迫田選手と木村選手のスパイクで4連続得点して一気にセットを取ることができました。

第4セットは相手のタッチネットと迫田選手のバックアタック&サービスエースで3連続得点からスタートしました。
2連続失点の直後に木村選手がスパイクを決め、相手のスパイクミスもあって5-2と再び3点差にし、6-3から厳しい判定(手の甲でレシーブしたかに思えましたがインの判定)と相手のキルブロックで2連続失点した直後にも木村選手のスパイクと宮田選手のキルブロックで2連続得点して8-5となりました。
この試合は激しく流れが移り変わり、9-6から3連続失点して同点になった直後にも荒木選手のブロード、迫田選手のスパイク、相手のスパイクミスで3連続得点したかと思うと、その直後に3連続失点して12-12とまた同点になりました。
そこから高田選手のスパイク、相手のスパイクミスで2連続得点し、今度は連続失点をせず14-13からレフトからの高田選手のスパイク、木村選手のキルブロックとフェイントで3連続得点して17-13とし、18-15からも木村選手のスパイクと田代選手のツーで2連続得点して20-15と5点のリードを奪いました。
ところが、このセットもこのまま終わらず、直後にサーブレシーブの乱れからのスパイクミスや相手のキルブロックなどもあってズルズルと7連続失点を喫して20-22と2点リードされ、22-23から2連続失点してセットを落とし、勿体無いことをしました。

昨季の今頃のことを思い出す嫌な展開(しかも昨季久光はフルセットに滅法強かった)になりましたが、第5セットは1-1から高田選手のスパイクと荒木選手のサーブで崩してのオーバータイムスで3-1としました。
直後に3連続失点をして逆転されたものの、3-4から木村選手のスパイク、相手のスパイクミス、高田選手のサービスエースで6-4と再びリードし、7-6からは木村選手のバックアタック、荒木選手のキルブロック、相手のスパイクミスで3連続得点して10-6と優位に立ちました。
スパイクミスで1点を献上した直後には迫田選手のスパイクと荒木選手のキルブロックで2連続得点を取って12-7としました。
13-8から2連続失点するも、そこからサイドアウトを続けてアローズが開幕2連勝としました。


第4セットできっちり決めてほしかった試合でした。
スパイクも全日本選手権準決勝のデンソー戦ほどの決定率はありませんでしたが、サーブレシーブが乱れたり、相手のスパイクをブロックに当てても誰も居ない所に落ちたり、上げられそうなスパイクを上げ切れなかったり、軟攻にやられたりして、この試合の流れの悪い時はスパイクよりも守備で踏ん張れていない印象を受けました。
しかし、負けなくて良かったです。

木村選手が40.4%のアタック決定率を残してキルブロックは3本決めて、久光の石田選手と並んで両チーム最多の合計24得点をマークしました。
サーブレシーブ成功率は6割でした。
アローズで2番目の18得点を挙げた迫田選手の決定率は30.8%(但し、バックアタックは42.9%)で、サーブレシーブは13の6(46.2%)でした。
荒木選手も決定率は35.3%でしたが、キルブロックは3本、サービスエースは4本決めてサーブ効果率が27.0%ありました。
高田選手は45.5%の決定率を残してサービスエースも1本ありました。
それから、宮田選手は2桁得点には1点足りなかったものの、決定率が41.7%で、キルブロックは4本決めています。
フリール選手はスタメンで出たのが2セットまでで、第4、第5セットは途中出場という形でしたが、決定率は53.3%あり、キルブロックとサービスエースは1本ずつ決めて合計10得点を挙げました。

プレーはしていませんが、この試合で森選手がリーグ戦通算230試合出場を果たしてVリーグ栄誉賞受賞が確定しました。
おめでとうございます。
しかし、森選手にケチをつけるわけではありませんが、ベンチ入りするだけで出場扱いになるVリーグの基準は甘いですね。


ニコニコ動画のプレミアム会員(有料)になると、今日中継された試合を31日まで視聴することが可能なようです。
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