W杯の東京大会で日本はケニアに予定通りストレート勝ちし、ドイツにはフルセット勝ちして最終日まで3位の可能性を残しましたが、最終日の第2試合で中国がドイツから2セットを取った時点でその可能性は無くなりました。
それでも、最終戦で優勝が懸っていたアメリカにストレート勝ちして4位で終えました。
<日本の第9戦から最終戦までの結果>16日
日本 3-0 ケニア (25-11、25-10、25-9)
スタメン S:竹下、R:新鍋、L:木村・江畑、C:荒木・岩坂
リベロ:佐野
17日
日本 3-2 ドイツ (25-20、23-25、25-27、25-17、15-12)
スタメン S:竹下、R:山口、L:木村・江畑、C:荒木・岩坂
リベロ:佐野
18日
日本 3-0 アメリカ (29-27、25-23、25-18)
スタメン S:竹下、R:山口、L:木村・江畑、C:荒木・岩坂
リベロ:佐野
アメリカが勝ったイタリア、中国、セルビアに敗れて3敗したのが悔やまれますが、2年続けて大きな大会でアメリカを破ったので、アメリカに苦手意識を植え付けることができたと思います。
<最終順位> 優勝:イタリア 勝点28(10勝1敗) ※2大会連続2度目
2位:アメリカ 勝点26(9勝2敗)
3位:中国 勝点26(8勝3敗)
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4位:日本 勝点24(8勝3敗)
5位:ブラジル 勝点21(8勝3敗)
6位:ドイツ 勝点20(6勝5敗)
7位:セルビア 勝点18(5勝6敗)
8位:ドミニカ共和国 勝点12(5勝6敗)
9位:韓国 勝点11(3勝8敗)
10位:アルゼンチン 勝点9(3勝8敗)
11位:アルジェリア 勝点3(1勝10敗)
12位:ケニア 勝点0(0勝11敗)
イタリアが連覇を達成しました。
イタリアは主力にケガ人が出たらプラスに働きますね。(前回はロビアンコ選手が負傷)
そして、前回はアゲロ選手、今回はコスタグランデ選手という帰化選手が活躍しました。
今大会の10戦目のイタリアとアメリカの対決は3-1でアメリカが制しましたが、イタリアの黒星はその試合のみで、アメリカはドイツと日本に敗れたことが響いてまたも3大大会での優勝を逃しました。
ブラジルも何故かW杯と世界選手権では優勝できませんね。
勝ち点制ではなく勝敗の次にセット率が優先される方式なら日本が3位でした。
日本はアジア予選も兼ねた5月の五輪世界最終予選(OQT)に回ることになりましたが、中国がW杯で五輪の出場権を獲得したのでアジア枠争いが楽になりました。
<個人賞>MVP:カロリーナ・コスタグランデ(イタリア)
ベストスコアラー:ベタニア・デラクルス(ドミニカ共和国)
ベストスパイカー:デスティニー・フッカー(アメリカ)
ベストブロッカー:クリスティアーネ・フュルスト(ドイツ)
ベストサーバー:ベタニア・デラクルス(ドミニカ共和国)
ベストセッター:竹下佳江(日本)
ベストレシーバー:ファビアナ・オリベイラ(ブラジル)
ベストリベロ:ナム・ジヨン(韓国)
井上選手と山本選手の離脱によってチャンスを得た岩坂選手はベストサーバー部門で2位、ベストブロッカー部門で5位という成績を残して日本の収穫となりました。
デラクルス選手はベストブロッカー部門でも3位、ベストスパイカー部門では10位にランクインし、得点能力の高さを示しました。(凄さはよく知っていますので、今度のV・プレミアリーグではお手柔らかにお願いします)
Italy win back to back World Cup titles as China clinch third and final Olympic ticket(FIVB)
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