女子の欧州選手権は準決勝でトルコにフルセット勝ちしたセルビア、それと3連覇を目指していたイタリアにストレート勝ちしたドイツが決勝戦を戦い、ホームのセルビアがセットカウント1-2の劣勢からフルセット勝ちして初優勝し、MVPにブラコチェビッチ選手が選ばれました。(ちなみに、前回大会のMVPはオランダのフリール選手です)
3位決定戦ではトルコがイタリアにセットカウント1-2から逆転勝ちしました。
世界選手権連覇のロシアは準々決勝でトルコにストレート負けして前回大会と同じ6位で終えました。
それから、オランダも前回大会の決勝戦の相手だったイタリアに準々決勝で1-3で敗れて7位でした。
<決勝戦の結果>セルビア 3-2 ドイツ(16-25、25-20、19-25、25-20、15-9)
<最終順位> 優勝:セルビア ※初優勝
準優勝:ドイツ
3位:トルコ
4位:イタリア
5位:ポーランド
6位:ロシア
7位:オランダ
8位:チェコ
9位:アゼルバイジャン
10位:フランス
11位:スペイン
12位:ルーマニア
13位:クロアチア
14位:ブルガリア
15位:ウクライナ
16位:イスラエル
<個人賞>MVP:ヨバナ・ブラコチェビッチ(セルビア)
ベストスコアラー:ネスリハン・ダルネル(トルコ)
ベストスパイカー:マルガレータ・コズーフ(ドイツ)
ベストブロッカー:クリスティアネ・フュールスト(ドイツ)
ベストサーバー:バハル・トクソイ(トルコ)
ベストセッター:マーヤ・オグニェノビッチ(セルビア)
ベストレシーバー:アンジェリーナ・グリューン(ドイツ)
ベストリベロ:スザナ・チェービッチ(セルビア)
Serbia fly to first gold medal in history with unbelievable comeback(CEV)
FIVBワールドカップ2011女子大会 セルビアとドイツが出場権獲得(JVA)
南米選手権は決勝戦でブラジルがアルゼンチンをストレートで下して連覇を9に伸ばしました。
そして、シェイラ選手がMVP、マリ選手がベストスパイカー賞、ファビアナ選手がベストブロッカー賞、ダニ・リンス選手がベストセッター賞、ファビ選手がベストリベロ賞を受賞しました。
<決勝戦の結果>ブラジル 3-0 アルゼンチン(25-10、25-7、25-17)
<最終順位> 優勝:ブラジル ※9大会連続17度目
準優勝:アルゼンチン
3位:ペルー
4位:コロンビア
5位:ウルグアイ
6位:チリ
7位:パラグアイ
SUDAMERICANO FEMENINO DE MAYORES: Brasil, Argentina y Perú suben al podio sudamericano(CSV)
FIVBワールドカップ2011女子大会 FIVB推薦国以外の出場チーム出揃う(JVA)
<現時点での女子のW杯出場権獲得国>開催国:日本
アジア:中国(アジア1位)、韓国(日本を除いてアジア2位)
欧州:セルビア(欧州1位)、ドイツ(欧州2位)
北中米カリブ:アメリカ(北中米カリブ1位)、ドミニカ共和国(北中米カリブ2位)
南米:ブラジル(南米1位)
アフリカ:ケニア(アフリカ1位)、アルジェリア(アフリカ2位)
アルゼンチンは各大陸の選手権の2位の国の中でFIVBランキングが一番下なので、出場権獲得には至っていません。
残りの出場枠はワイルドカードでの2つだけです。
これ以上バレー界の体質を馬鹿にされないような選出をしてほしいです。
W杯の前に世界クラブ選手権が8日から14日までカタールで開催されます。
<女子の出場チーム>欧州:V.G.シゴルタ(トルコ)、ラビタ(アゼルバイジャン)
北中米カリブ:ミラドール(ドミニカ共和国)
南米:オザスコ(ドミニカ共和国)
アジア:チャン(タイ)
アフリカ:ケニア・プリズンズ(ケニア)
欧州から出場の2チームが昨季と違うだけで、他の大陸からの出場チームは昨季と変わりません。
チャンというのはフェダーブロイ、サンソムと同じく実体はタイ代表です。
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