東レ 2-3 デンソー(25-21、25-21、22-25、17-25、13-15)
スタメンS:中道、R:ヴァインデヴォーゲル、L:木村(沙)・迫田、C:荒木・宮田
リベロ:濱口
<両チームのスタッツ> アタック決定率
東レ:37.6% デンソー:38.0%
キルブロック
東レ:14本 デンソー:12本
サービスエース
東レ:3本 デンソー:8本
サーブ効果率
東レ:9.2% デンソー:14.3%
サーブレシーブ成功率
東レ:60.0% デンソー:68.4%
ミスによる失点
東レ:22点 デンソー:20点
第1・第2セットは序盤からスムーズに点を重ねて大きくリードを奪い、後半は点差を縮められながらも逃げ切りました。
そして、優勝を決めるなら13-11と途中までリードしていた第3セットでしたが、1点返された後に更にトスとスパイクが合わず2連続失点して逆転されて流れがデンソーに傾き、終盤の大事な場面ではサービスエースを取られたりミスが出たりしました。
この第3セットと次の第4セットはサーブとブロックが弱くなり、サーブレーシーブは乱され、迫田選手のスパイクも決まらなくなって、第4セットは10-11から5連続失点して、もう0-0の同点からスタートできる最終セットに懸けるしかない状況になりました。
それに追い討ちをかけるように、アタック決定率が46.3%(第3セットの2-3からのバックアタックも横からだと入っているように見えますが・・・)と好調だった木村選手が第4セットの11-16の場面でのプレー中に右足のふくらはぎをつり、治療のために小平選手との交代を余儀なくされました。
第5セットは序盤にリードする場面もあったものの6-5からミスも重なって4連続失点しました。
ヴァインデヴォーゲル選手のスパイクが決まって10-12としてサーブのところで高田選手に代わって木村選手がコートに戻り、迫田選手のスパイクで11-12と1点差に詰め、このセットは迫田選手の調子も戻って来ましたが、木村選手がバックアタックを打つことは無くそこからはサイドアウトが続き、皇后杯はデンソーに渡しました。
ベストメンバーで臨んだ決勝戦での敗戦は初めてと言って良いぐらいで(監督が達川さんだった第10回Vリーグはカナさんがセミファイナルで腰を痛めて決勝戦はスタメンではありませんでした)、敗れ方も一番しんどい形になりましたね。
しかし、デンソーに勝てなかった昨季の今頃と同じく今季もデンソーは勝てない相手ではありません。
今季のV・プレミアリーグの第1レグは1-3で今日は2-3だったので、勝ちに近付いているという見方もできます。
デンソーに連敗したのと全日本選手権で優勝できなかった悔しさをリーグ戦にぶつけ、うっ憤を晴らしてほしいです。
リーグ戦は明後日から再開され、アローズは千葉県で25日(土)にNEC、26日(日)にはパイオニアと対戦します。
NEC戦が第1レグ最後の試合で、パイオニア戦が今年最後の試合となります。
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