バレーボール:親善大会 日中トップチームが熱戦 「加油!」の声援も /滋賀(毎日新聞)
守山市三宅町の守山市民体育館で21日、日本と中国の女子プロバレーボールチームによる「日中親善バレーボール守山大会」(県バレーボール協会など主催)が開かれた。大津市に拠点を置く「東レアローズ」が、来日中の「上海市女子排球団」と対戦。約1500人の観客が声援を送った。
上海市女子排球団は17日から姉妹都市の大阪市を訪問中で、24日までの滞在期間を利用してこの日の対戦が実現した。中国のプロリーグで96年から5連覇したこともある強豪。東レもV・プレミアリーグで07年から2連覇中で、日中のトップチームの顔合わせとなった。
試合には県内の在日中国人約100人も駆け付け、母国のチームを応援。北京五輪でおなじみになった「加油(ジャーヨー)(頑張れ)!」の声援も飛び、親善ムードを盛り上げた。2年前に来日し、守山市内の食品会社で研修生として働く商慶慧さん(21)は「中国のチームを応援できてうれしい。生で試合を見ることが出来て感動しています」と話していた。
試合は上海市女子排球団がセットカウント3-1で東レを降した。【金志尚】
上海市女子排球団 3 25-16 1 東レアローズ
25-18
25-27
25-22