東レ 3-1 久光製薬(25-22、25-15、23-25、27-25)
1ヶ月前のV・プレミアリーグの決勝戦と違って苦しみましたが、この黒鷲旗の決勝戦でも久光を下して優勝し、2冠を達成しました。
これで国内の公式戦は18連勝となりました。

今日の試合では木村選手の怒り(恐らく自分自身に対するもの)が印象的でした。
第3セットのアローズのタイムアウトの時に木村選手がタオルをベンチに投げ付けていました。
そのあとには目の前にスパイクを決められてコートで軽く足を蹴り上げるような動作がありました。(ビーチに転向させようとしているおっさんに蹴りを入れてやれ!今度は宮田選手と狩野舞子選手だとさ)
それで、木村選手の強打スパイクにも怒りがこもっているように感じました。

しかし、今日は内容より結果です。
今シーズン最後の大会、それから張選手のアローズでの最後の大会を優勝で飾ることができて良かったです。
アローズの黒鷲旗の優勝は5シーズンぶり3度目です。
おめでとうございます!
そして、お疲れ様でした。
<個人賞>黒鷲賞(MVP):
木村沙織 (東レ)
敢闘賞:
狩野舞子 (久光製薬)
若鷲賞:該当者なし
ベスト6
張越紅(東レ)
中道瞳(東レ)
木村沙織(東レ)
山本愛(久光製薬)
狩野舞子(久光製薬)
谷口雅美(JT)
ベストリベロ:
濱口華菜里(東レ)
おめでとうございます。
東レの張、日本バレー界に多くの置き土産(毎日新聞)
バレーボールの第58回黒鷲旗全日本男女選抜大会決勝で6日、5年ぶり3回目の優勝を果たした女子の東レは、元中国代表、張越紅がフル回転した。
独壇場は第2セット。13-13から決めたスパイクで、火がついた。以後このセットを奪うまでの12点のうち8点を一人で挙げる活躍。サイドライン際のストレート、コーナーぎりぎりへの深いクロス、レシーブの裏をかくフェイント。ブロックも1本決めてみせた。
連戦の疲れはあった。第3セットの中盤、スパイクがブロックにかかりはじめた。「張さんの打点が低くなっていた」と久光製薬のリベロ佐野は言う。途端に東レは流れを失った。セットを落とし、第4セットも中盤までリードを奪われた。
しかし、張は息を吹き返した。第4セット。14-18の場面でコートに戻ると、いきなり相手のツーアタックをブロック。さらに、レフトから決めて連続得点。この2プレーをきっかけにチームも勢いを取り戻し、優勝の歓喜へ突っ走った。
試合後の選手は泣いていた。優勝の喜びと別れを惜しむ感情が交錯した涙だった。張とチームの契約は今大会まで。「最高のプレゼントをもらいました」。張は静かに笑った。
身長182センチ。バレー選手として、突出した体格ではない。それでも、今の日本人選手が太刀打ちできない体力、技術、精神力を発揮した。「アジア人でもこんなにすごいんだと学ばせてもらった。一緒にコートに立ててうれしかった」と木村。チームだけでなく、日本バレー界全体に多くの置き土産を残した。【田内隆弘】
謝謝!
芝田、主将らしくチームをけん引(毎日新聞)
バレーボールの第58回黒鷲旗全日本男女選抜大会決勝で6日、5年ぶり3回目の優勝を果たした女子の東レ。芝田は主将らしく、チームを2冠にけん引した。マークが厳しい張、木村の両エースの裏で、ライトから切れ味のいいスパイクを放った。特に「監督から自分がしっかりすれば、チームも勝てると言われた」と、セットの立ち上がりに集中したトスを確実に決めてリズムに乗った。主将1年目を終えた芝田は「不安も大きかったけど、みんなに助けられた。自分自身の自信にもつながった」と胸をなで下ろした。
キャプテン1シーズン目お疲れ様でした。

男子のアローズはパナソニックにストレートで敗れ、アローズの2度目の黒鷲旗でのアベック優勝は持ち越しとなりました。
しかし、男子アローズはV・プレミアリーグと全日本選手権と日韓Vリーグトップマッチで優勝していてとても立派です。
好成績を収めながら矢島監督が勇退するそうです。
お疲れ様でした。
矢島監督は、「監督はあまり長くやらない方がいい。組織を活性化させるためにも潮時でしょう」と
カッコ良いコメントをしています。
菅野監督もカッコ良いです。
昨日のJT戦のあとに報道陣が木村選手にビーチ転向の質問をした時に「監督として(回答を)拒否します。きょうの試合とは関係ない」と止めたみたいです。
誰かと違って良識がありますね。
ビーチで鍛えるにしても選手として1989年のワールドシリーズ(現・ワールドツアー)で3位になったことがある菅野監督の指導を受けた方が良さそうです。
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